パンツァーファウスト3(独: Panzerfaust 3)は、ドイツの社製の対戦車ロケット弾発射器(対戦車擲弾発射器)。メカニズム的には無反動砲の一種である。名称は、第二次世界大戦中のドイツのパンツァーファウストに由来する。ドイツ連邦陸軍で採用されているだけでなく、スイス陸軍ではPzF84、日本の陸上自衛隊では110mm個人携帯対戦車弾(LAM=Light-weight Anti-tank Munition)の名称で採用している。 弾頭が装填された発射チューブは使い捨て式。ソ連が独自に発展させたRPG-7のようにロケットブースター付き弾頭を用い、射撃姿勢もこちらに近い。使用弾頭はドイツのダイナマイト・ノーベルのPZF 3である。 ドイツなど一部の国では後継装備のMATADORによる更新が始まっている。