カリオペー(古希: Καλλιόπη, Kalliopē, 「美声」の意)は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱。名はカリオペイア(古希: Καλλιόπεια, Kalliopeia)とも。日本語ではカリオペ、カッリオペイアなどとも表記される。 すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘。9柱のムーサたちの長女で、クレイオー、エウテルペー、タレイア、メルポメネー、テルプシコラー、エラトー、ポリュムニアー、ウーラニアーと姉妹。「叙事詩」(叙情詩、エレジー)を司る。表される際の持ち物は、書板と鉄筆であるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。 アポローンもしくはとのあいだにオルペウスとをもうけたほか、レーソス、セイレーンたちの母とする説もある。 弁舌の女神ともされ、ムーサたちの中で最も賢いとされる。アドーニスをめぐるアプロディーテーとペルセポネーとの争いを仲裁するなど、ムーサたちの中で最も活躍の場が多い女神でもある。

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  • カリオペー(古希: Καλλιόπη, Kalliopē, 「美声」の意)は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱。名はカリオペイア(古希: Καλλιόπεια, Kalliopeia)とも。日本語ではカリオペ、カッリオペイアなどとも表記される。 すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘。9柱のムーサたちの長女で、クレイオー、エウテルペー、タレイア、メルポメネー、テルプシコラー、エラトー、ポリュムニアー、ウーラニアーと姉妹。「叙事詩」(叙情詩、エレジー)を司る。表される際の持ち物は、書板と鉄筆であるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。 アポローンもしくはとのあいだにオルペウスとをもうけたほか、レーソス、セイレーンたちの母とする説もある。 弁舌の女神ともされ、ムーサたちの中で最も賢いとされる。アドーニスをめぐるアプロディーテーとペルセポネーとの争いを仲裁するなど、ムーサたちの中で最も活躍の場が多い女神でもある。 (ja)
  • カリオペー(古希: Καλλιόπη, Kalliopē, 「美声」の意)は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱。名はカリオペイア(古希: Καλλιόπεια, Kalliopeia)とも。日本語ではカリオペ、カッリオペイアなどとも表記される。 すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘。9柱のムーサたちの長女で、クレイオー、エウテルペー、タレイア、メルポメネー、テルプシコラー、エラトー、ポリュムニアー、ウーラニアーと姉妹。「叙事詩」(叙情詩、エレジー)を司る。表される際の持ち物は、書板と鉄筆であるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。 アポローンもしくはとのあいだにオルペウスとをもうけたほか、レーソス、セイレーンたちの母とする説もある。 弁舌の女神ともされ、ムーサたちの中で最も賢いとされる。アドーニスをめぐるアプロディーテーとペルセポネーとの争いを仲裁するなど、ムーサたちの中で最も活躍の場が多い女神でもある。 (ja)
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  • カリオペー(古希: Καλλιόπη, Kalliopē, 「美声」の意)は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱。名はカリオペイア(古希: Καλλιόπεια, Kalliopeia)とも。日本語ではカリオペ、カッリオペイアなどとも表記される。 すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘。9柱のムーサたちの長女で、クレイオー、エウテルペー、タレイア、メルポメネー、テルプシコラー、エラトー、ポリュムニアー、ウーラニアーと姉妹。「叙事詩」(叙情詩、エレジー)を司る。表される際の持ち物は、書板と鉄筆であるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。 アポローンもしくはとのあいだにオルペウスとをもうけたほか、レーソス、セイレーンたちの母とする説もある。 弁舌の女神ともされ、ムーサたちの中で最も賢いとされる。アドーニスをめぐるアプロディーテーとペルセポネーとの争いを仲裁するなど、ムーサたちの中で最も活躍の場が多い女神でもある。 (ja)
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  • カリオペー (ja)
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