ニーラ(梵: नील, Nīla)は、インド神話に登場するヴァナラ族(猿)である。ニーラとは 「青」を意味する。叙事詩『ラーマーヤナ』によると火神アグニの子で、ヴァナラ族の主要な指導者の1人としてヴァナラ族の一派を率いて王であるヴァーリンおよびスグリーヴァに仕え、アヨーディヤーの王子ラーマとラーヴァナとの大戦争では武将の1人として活躍した。