スグリーヴァ(Sugrīva, 梵: सुग्रीव)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するヴァナラ(猿)の王。猿王リクシャラージャの妃が太陽神スーリヤとの間に生んだ子で、猿王ヴァーリンの弟。ルーマーを妃とし、ハヌマーンを軍師とする。ヴァーリンによってキシュキンダーを追われたが、ラーマの援助を受けて王国を取り戻した。以来、猿族を率いてラーマに尽力する。