トーハツ株式会社(Tohatsu Corporation)は、船外機、消防ポンプを主に生産販売している日本の製造業者。「トーハツ」の略称で知られ、1955年にはオートバイの生産台数でトップとなり、オートバイレースで連戦連勝を記録するなど、本田技研工業を凌ぐ日本一のオートバイメーカーであった。しかし、この年を境に事業の8割を占めるまでになっていた2輪事業がシェア争いから脱落したことで経営不振に陥り、筆頭株主であった富士電機製造が経営を掌握するも業績が改善せず、1964年に会社更生法の適用を決定した。