ジャン=ピエール・ファイユ(Jean-Pierre Faye、1925年7月19日 - )は、フランスの小説家、詩人、哲学者、随筆家、劇作家、大学教員。1964年に小説『水門』でルノードー賞を受賞。フィリップ・ソレルスらによって1960年に創刊された前衛文学雑誌『テル・ケル』の編集委員を務めたが、ソレルスと意見が対立して辞任し、1968年に前衛文学・哲学・政治雑誌『シャンジュ』を創刊。同年の五月革命において作家同盟を結成し、プラハの春で重要な役割を担ったチェコスロバキア作家同盟を支援した。1983年にはジャック・デリダらとともに高等教育制度から独立した開かれた哲学のための国際哲学コレージュを創設した。