社会保障(しゃかいほしょう、英: Social security schemes)は、個人的リスクである生活上の諸問題(病気・けが・障害、出産、老化、死亡、失業など)について、国家・地方自治体が各分野ごとに徴収した保険料による支え合いを基本とし、不足分を税金・借金(国債費)などを充当・所得移転させることによって、上記の諸問題から国民を保障し、医療や介護などの社会的サービス(Social benefits)を給付すること。社会保障制度(Social security system)は社会保障のための制度を指す。 社会保障という言葉は社会福祉と同義で使われることも多いが、公的には、社会福祉の他に公衆衛生をも含む、より広い概念である。 その財源については、一般税収を原資とする方式(ベバリッジ型)と、労使で保険料を拠出する方式(ビスマルク型)に分かれる。後者については社会保険制度とも呼ばれる。 日本における制度については「日本の福祉」を参照社会保障の発展や変容の要因に関する研究については「福祉国家論」を参照