サリット・タナラット(泰: สฤษดิ์ ธนะรัชต์、英: Sarit Thanarat、1908年6月16日 - 1963年12月8日)は、タイの軍人(陸軍元帥)・政治家である。1959年から1963年にかけて14代タイ首相を務めた。1947年以降、ピブーン政権下でその勢力を伸ばしたが、1957年2月26日に行われた総選挙の不正からピブーンと距離を置き始め、1957年と1958年にクーデターを実施し権力を奪取した。反対者や犯罪者に苛烈な刑罰を科したことで知られる半面、経済成長の基盤整備を成した。