ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories、一柳米来留〈ひとつやなぎ めれる〉、1880年10月28日 - 1964年(昭和39年)5月7日)は、アメリカ合衆国(米国)に生まれ、日本で数多くの西洋建築を手懸けた建築家、社会事業家、キリスト教の信徒伝道者。 ヴォーリズ合名会社(のちの近江兄弟社)の創立者の一人としてメンソレータム(現在はロート製薬の商標、近江兄弟社は「メンターム」として販売)を広く日本に普及させた実業家でもある。 また、キリスト教青年会(YMCA)活動を通し「近江ミッション」を設立し、信徒の立場で熱心にプロテスタントの伝道に従事した。 讃美歌や同志社カレッジソングなどの作詞作曲を手がけ、ハモンドオルガンを日本に紹介するなど、音楽についての造詣も深かった。