9月入学論争(くがつにゅうがくろんそう)では、2020年の日本における9月入学移行の議論について取り上げる。 日本では1921年から4月入学が定着し、その後、社会全体のライフスタイルに長く組み込まれていった。しかし、2020年に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により全国で休校措置が取られたことをきっかけに、学業の遅れを取り戻すことを目的とした9月入学移行を求める声が上がった。これを受けて、政府が9月入学移行検討の開始を表明したことから、「9月入学」について賛否両論が沸き起こり、社会的な論争に発展した。