1972年イタリアグランプリ (英: 1972 Italian Grand Prix) は、1972年のF1世界選手権第10戦として、1972年9月10日にモンツァ・サーキットで開催された。 レースは55周で行われ、6番手からスタートしたロータスのエマーソン・フィッティパルディが5勝目をマークして、初のドライバーズチャンピオンを獲得し、同時にチーム・ロータスにコンストラクターズチャンピオンをもたらした。フィッティパルディはこの時25歳273日で、F1史上最年少チャンピオンに輝いた。サーティースのマイク・ヘイルウッドが2位、マクラーレンのデニス・ハルムが3位となった。 このレースはアメリカのタイヤメーカーであるファイアストンのF1世界選手権における最後の勝利でもあり、1964年のドライバーズチャンピオンであるジョン・サーティースの最後のレースでもあった。