名古屋女子大生誘拐殺人事件(なごやじょしだいせいゆうかいさつじんじけん)とは、1980年(昭和55年)12月2日に愛知県名古屋市で発生した身代金目的の誘拐殺人事件。金城学院大学3年生の女子大生A(当時22歳:名古屋市港区南陽町在住)が同市中川区富田町で、寿司店員の木村 修治(事件当時30歳)によって誘拐・殺害された。その後、犯人の木村はAの家族に対し、身代金を要求する電話を複数回かけた一方、Aの死体を東名阪自動車道の木曽川橋(愛知県海部郡弥富町)から木曽川に投棄した。被害者Aの名前から、○○○〔Aの実名〕さん誘拐殺人事件と呼称される場合もある。 木村は1987年(昭和62年)8月6日に最高裁で死刑判決が確定し、1995年(平成7年)12月21日に名古屋拘置所で死刑を執行されている(45歳没)。