ガイウス・ラエリウス・サピエンス(ラテン語: Caius Laelius Sapiens、紀元前188年 - 紀元前128年/125年)は紀元前2世紀中頃の共和政ローマの政治家・軍人。紀元前140年にコンスル(執政官)を務めた。「サピエンス」は賢者という意味であるが、コグノーメン(第三名、家族名)ではなくアグノーメン(愛称)である。ティベリウス・センプロニウス・グラックス(グラックス兄)の改革に反対したため、元老院の保守派からそう呼ばれるようになった。