カルト映画(Cult Film, Cult Movie)は、公開後に熱心なファンを獲得して、長期にわたってさまざまな形で繰り返し鑑賞・消費されるようになった映画作品を指す。 ファンの間では、一般的な評価・嗜好基準からは外れているとみなされやすい俗悪・低劣な作品が熱狂的に評価されることが多く、宗教上のカルト・グループになぞらえてこの呼び名がある。 主に第二次大戦後のアメリカにおける映画の消費行動をとらえて作られた用語だが、現在では日本を含む各国の映画作品に対しても使われている。