『ゴジラ1985』(Godzilla 1985)は、1985年のアメリカ合衆国の怪獣映画。1984年に公開した日本の『ゴジラ』を再編集・英語吹替した作品で、R・J・カイザーと橋本幸治が監督としてクレジットされている。映像の再編集の他にニューワールド・ピクチャーズが製作した新規シーンが追加され、『怪獣王ゴジラ』(1954年版『ゴジラ』の再編集版)でスティーブ・マーティン役を演じたレイモンド・バーが同じ役で再び出演している。『怪獣王ゴジラ』と同様に核の恐怖や政治的題材が大幅にカットされ、公開後は批評家から酷評されたが、VHS販売は一定の成功を収めている。本作の公開後、『ゴジラ2000 ミレニアム』までゴジラ映画はアメリカでは劇場公開されなかった。