カタクリ(片栗、学名: Erythronium japonicum)は、ユリ科カタクリ属に属する多年草。別名で、カタコともよばれる。古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた。 山地の林内に群生し、1 - 2枚つく葉にはまだら模様がある。春先に独特で見栄えする紅紫の花を咲かせたあと、地上部は枯れる。種子で繁殖するが、発芽から開花まで8 - 9年ほどかかる。かつて、球根から片栗粉が作られていた。