葉柄(ようへい、英語: petiole, leaf stalk)は、植物において葉身と茎を接続している小さな柄状の部分で、葉を構成する器官の一つである。葉は基本的に葉身、葉柄、托葉の3器官からなり、葉柄は葉身を支え、茎と葉身の間で水、栄養物質、同化物質が移動するための通路として機能している。葉柄はしばしば托葉をもつが、双子葉植物の葉でよく発達し、木本の40%、草本の20%の種が持つとされる。 マメ科など向位運動を起こして葉身を日光の方向へ向けたり、葉柄の長さの小さな変化により葉身の向きを変える種もいる。 複葉では小葉を付ける葉の中心軸は葉軸(ようじく、rachis, rhachis)といい、複葉における小葉の柄は小葉柄(しょうようへい、petiolule)と呼ばれる。