黄熱(おうねつ、英: yellow fever)は、ネッタイシマカ (Aedes aegypti) などのカ(蚊)によって媒介されるフラビウイルス科フラビウイルス属に属する黄熱ウイルスを病原体とする感染症。ウイルス性出血熱のひとつ。感染症法における四類感染症。黄熱病と同義。発熱を伴い、重症患者に黄疸が見られることから命名された。 熱帯アフリカと中南米の風土病である。黒色嘔吐(吐血)を起こすことから通称を「黒吐病」という。日常生活におけるヒトからヒトへの直接感染はない。