黄熱ワクチン(おうねつワクチン)は、黄熱の予防に用いるワクチンである。黄熱はアフリカや南アメリカで診られるウイルス性の感染病である。ワクチン投与後1か月以内に、99%の人が免疫力を獲得し、免疫持続期間は生涯にわたると思われる。 このワクチンは、黄熱の流行を防ぐために使用される場合もありえる。接種法は筋肉注射か皮下注射である。黄熱が流行している国へ入国する際に、接種証明書(イエローカード)の提示を要求する国家が存在する。