サンフォード(英: Sanford)はアメリカ合衆国フロリダ州セミノール郡の都市で、同郡の郡庁所在地。2010年国勢調査での人口は53,570人。オーランドの約32㎞北東に位置している。 「歴史的なウォーターフロントへの入り口の町」としても知られるサンフォードは、セントジョンズ川の航行可能な最上流部である、モンロー湖の南岸に位置している。市が設立される数千年前から、ネイティブアメリカンがサンフォード周辺に暮らしていた。セミノール族は18世紀にこの地域周辺にやって来た。1836年のの間、アメリカ陸軍はキャンプ・モンローや現在のメロンビル・アベニューにあたる道路を建設した。 市内にはセミノール州立大学やセントラル・フロリダ動植物園がある。ダウンタウンにはショップ、レストラン、マリーナ、湖畔の遊歩道などがあり、観光客を惹き付けている。オーランド・サンフォード国際空港はオーランド大都市圏で2番目の商業空港としての役目を果たしており、国際線、国内線の便が就航している。 2012年には、市内を訪れていたアフリカ系アメリカ人の高校生トレイボン・マーティンが射殺されたことで話題になった。