綏芬河市(すいふんが-し、中国語:绥芬河市、拼音:Suífēnhė shì、満州語: ᠰᡠᡳᡶᡠᠨᡠᠯᠠ、転写:suifun ula(錐の川の意)、英語:Suifenhe)は、中華人民共和国黒竜江省牡丹江市に位置する県級市。2011年から2017年にかけては黒竜江省の直轄管理下に置かれた。東はロシア連邦沿海地方と27キロにわたって国境を接し、面積460㎢、人口21万人。ウラジオストクまで210㎞、ロシアと100年余りの交流がある。1992年に中央政府より辺境開放都市に指定。ロシア側と鉄道・道路による輸送が行われ、ロシアからの輸入貨物のうち80%以上が木材で、市内には400社余りの木材加工企業がある。ロシアとの国境を跨いだ観光・居住・自由貿易地区「綏芬河貿易総合体」を建設している。下級行政区域は綏芬河鎮・阜寧鎮・互市貿易区と辺境経済合作区に分かれる。