『スープ皿の聖母』(スープざらのせいぼ、伊: Madonna della Scodella)は、イタリア、ルネサンス期のパルマ派の画家コレッジョが1528年頃に制作した絵画である。油彩。コレッジョを代表する作品の1つで、主題はウフィツィ美術館の『聖フランチェスコのいるエジプトへの逃避途上の休息』(Riposo durante la fuga in Egitto con San Francesco)と同じく聖家族のから取られている。この作品名は聖母マリアが手に持っているスープ皿に由来している。1523年頃に聖ヨセフの同信会(コンフラタニティ)からパルマの(聖墳墓教会)の聖ヨセフに捧げられた礼拝堂の祭壇画として発注を受けて制作された。現在はパルマのパルマ国立美術館に所蔵されている。