鳥取しゃんしゃん祭(とっとりしゃんしゃんまつり)は、毎年8月中旬に鳥取市で開催される夏祭りである。 1961年(昭和36年)に始まった地元の神社の例祭の行列に、1965年(昭和40年)から鳥取市に伝わる伝統的な「因幡の傘踊り」を組み合わせて始まったもので、祭りの中心となる「一斉踊り」では、数千人の踊り手が傘を持って市内中心部を舞い歩く。傘に取り付けられた鈴が「しゃんしゃん」と鳴ることや鳥取駅前の鳥取温泉の湯が「しゃんしゃん」と湧くことからその名がある。 見物客の人出は20万人以上に達し、鳥取市最大の祭りになっている。「一斉踊り」の参加者は100連・4000人あまりに及び、2014年に「世界最大の傘踊り」としてギネス世界記録に認定された。