免疫グロブリンG(めんえきグロブリンジー、英: Immunoglobulin G、IgG)は免疫グロブリン(抗体)のクラス(アイソタイプ)のひとつで、2つの重鎖γと2つの軽鎖から構成される単量体型である。ヒトの血清の免疫グロブリンの75%を占め、体中の血液、組織液に存在する最も一般的な抗体の種類である。IgG分子は、形質細胞(プラズマB細胞)によって産生され、放出される。IgGには2つの抗原結合部位(パラトープ)がある。 鳥類のIgGはしばしばIgYと呼ばれ、血清と卵黄の中に見られる。