陸軍教導団(りくぐんきょうどうだん)とは、1871年12月(明治4年)から1899年(明治32年)11月30日までの間置かれた、大日本帝国陸軍において下士を養成した組織である。 1870年5月(明治2年)に大阪兵学寮(後の陸軍士官学校に当たる。)内に置かれた教導隊をその前身とする。1871年12月(明治4年)に教導隊は教導団と改称されて東京に移され、更に1873年(明治6年)10月に兵学寮から分離されて陸軍省の直轄となった。1899年(明治32年)に廃止された。初期には、沼津兵学校から編入された生徒もいた(古川宣誉や早川省義など。)。千葉県東葛飾郡の国府台(現・市川市)などに施設が置かれた。