釜房ダム(かまふさダム)は、宮城県柴田郡川崎町大字小野と大字支倉にまたがる、一級河川・名取川水系に建設されたダムである。 国土交通省東北地方整備局が管理する国土交通省直轄ダムで、堤高45.5mの重力式コンクリートダムである。碁石川及び名取川下流の治水と、仙台市を始め宮城県中枢部への利水を図る特定多目的ダムである。ダムによって形成された人造湖は釜房湖(かまふさこ)と命名され、2005年(平成17年)に川崎町の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センターが選定する「ダム湖百選」に選ばれた。また、釜房湖は湖沼水質保全特別措置法(湖沼法)に指定され、厳重な水質管理が図られている。