谷山延氏(コクサンニョンし、こくさんえんし、朝鮮語: 곡산연씨)は、朝鮮の氏族の一つ。本貫は黄海北道谷山郡である。2015年の調査では、33,891人。 中国南陽郡に起源を持つ延氏は、弘農郡出身で高麗において門下侍郎と神虎衛上将軍を務めた延継笭が谷山延氏の始祖である。延継笭の7代子孫のは、高麗忠烈王に降嫁された荘穆王后の従臣となり、谷山に定着した。 延継笭の11代子孫のが光禄大夫と三司左使を任命され、谷山君に封ぜられたことから谷山延氏を創始した。