解由状(げゆじょう)は、古代日本の律令制における、官人交替の際の事務引継ぎ文書である。前任者が役職を果たしたことを確認し後任者へ交替する手続きを解由(げゆ)と呼んだ。平安時代以降、解由状に基づいて行政監査を行う勘解由使が置かれた。