緩衝地帯(かんしょうちたい、英語: Buffer Zone)とは、地政学の用語のひとつで、大国や大きな文化の核に挟まれた諸国・地域のこと。このような地帯を挟むことで、対立する国家間の衝突をやわらげる効果が期待できる。 このほか、住宅地と工業地を隔てる帯状の緑地帯や野生動物の生息地周辺の立ち入り禁止地区、世界遺産や文化財周辺の開発が制限された区域などの意味で用いられることもある。