ゴビヒグマあるいはゴビグマ(Ursus arctos gobiensis)は、モンゴルではマザーライ(モンゴル語: Мазаалай)とも呼ばれ、モンゴル南西部のに生息するヒグマの亜種である。現存する個体数は40頭以下と推定され、国際自然保護連合レッドリストの基準では、絶滅危惧の中でも最も絶滅のおそれが強い「深刻な危機」に相当する希少動物である。モンゴルの当局や、国際的な野生動物保護団体が、ゴビヒグマの保全のために、調査や補助的な給餌を行っている。