立皇嗣の礼(りっこうしのれい)、又は立皇嗣礼(りっこうしれい)は、第126代今上天皇が秋篠宮文仁親王の立皇嗣を国の内外に宣明した一連の国事行為で、皇室儀礼。 従来は、皇嗣(皇位継承順位第1位にある者)が「皇太子(今上天皇の皇男子)」であったため「立太子の礼(りったいしのれい)」が行われてきた。しかし、徳仁には男子が不在であったため実弟の文仁親王が皇嗣となった。この際、文仁親王に「皇太弟(こうたいてい)」の称号が定められなかったため、儀式の名称が「立皇嗣の礼」となった。