社会・援護局(しゃかい・えんごきょく)は、中央省庁である厚生労働省の内部部局の一つ。社会福祉等を所掌する。2001年1月6日の中央省庁再編で厚生省と労働省が統合されるのに伴い、厚生省社会・援護局がそのまま組織変更され発足した。 福祉従事者の育成等の社会福祉に関する基盤制度、生活保護制度やホームレス対策、消費生活協同組合に対する指導等の社会福祉の推進のための政策、戦没者遺族及び戦傷病者に対する医療や年金の支給等、外国引揚者援護、障害者福祉等を所掌する。 なお、この局は、旧陸軍省・海軍省の後身である復員庁が母体となっているため、系譜上、両省の流れを汲むのはこの局(つまり厚生労働省)である。