石巻市立大川小学校(いしのまきしりつ おおかわしょうがっこう)は、宮城県石巻市釜谷山根(旧桃生郡河北町)にかつて存在した公立小学校である。 福地、針岡、釜谷、長面、尾崎の地区全域が大川小学校の通学区域に指定されていた。現在では統合先である二俣小学校がこれらの地域を担当している。 2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、近くを流れる北上川を遡上してきた津波に巻き込まれて児童と教職員あわせて84名が死亡。この際の学校の対応に過失があったとして、児童遺族による裁判となった。津波によって破壊された校舎の一部は、石巻市によって震災遺構として整備され、一般公開されている。