瞽女(ごぜ)は、日本の女性の盲人芸能者を意味する歴史的名称。その名は「盲御前(めくらごぜん)」という敬称に由来する。 近世までにはほぼ全国的に活躍し、20世紀には新潟県を中心に北陸地方などを転々としながら三味線、ときには胡弓を弾き唄い、門付巡業を主として生業とした旅芸人である。女盲目(おんなめくら)と呼ばれる場合もある。時にやむなく売春をおこなうこともあった。