真空管式コンピュータ(しんくうかんしきコンピュータ)とは、第一世代コンピュータとも言い、真空管論理回路を使用したプログラム可能なデジタルコンピュータである。それ以前には電気機械式リレーを使用したシステムがあり、その後には(集積回路ではない個別の)トランジスタを使用したシステムがある。1940年代から1950年代にかけて製造されたが、1960年代に入ると信頼性に優れ、消費電力の少ないトランジスタの普及に伴い真空管式コンピュータは廃れた。 この一覧では、真空管式コンピュータの中でも特筆すべきものを挙げている。その中には、トランジスタを併用しているものもある。