『白氏文集』(はくしもんじゅう、はくしぶんしゅう)は、中国唐の文学者、白居易の詩文集。数次の編集を経て、最終的に75巻本として会昌5年(845年)に完成、現在は71巻本が通行する。最初のものが長慶4年(824年)に成り、『白氏長慶集』と名付けられたため、後世もその名を以て呼ばれる。白居易自身は『文集』とのみ称した。