曹 達(そう たつ)または司馬 曹達(しば そうたつ、生没年不詳)は、5世紀前半(古墳時代中期)の倭の官吏。官職は司馬。倭王讃(倭の五王の1人)の臣。中国系渡来人と推測される。司馬 曹達とは「司馬」の地位にあった「曹達」ということであり、「曹達」は姓が「曹」、名が「達」、つまり、中国系渡来人であり、古代国家の初期段階にあっては、対中国交渉に中国系渡来人が採用されるのは当然であった。