恵那三十三観音霊場(えなさんじゅうさんかんのんれいじょう)は、旧恵那郡(現在の恵那市及び中津川市)一帯に広がる巡礼地。 江戸時代に流行した霊場巡りの一つで、宝暦8年(1758年)に開場。江戸末期から明治時代にかけて恵那郡北部を支配していた苗木藩において徹底的な廃仏毀釈が行われたため、霊場寺院のいくつかが廃寺となる。その後明治時代にいくつかの寺院を加えて霊場が再興され、昭和60年(1985年)に再整備が行われる。春秋の2回開帳が行われていたが、秋の開帳は平成30年(2018年)が最後となった。