建文帝(けんぶんてい)は、明の第2代皇帝。姓は朱(しゅ)。諱は允炆(いんぶん)。廟号は恵宗(けいそう)。諡号は譲皇帝(じょうこうてい)、恵皇帝(けいこうてい)。 靖難の変により永楽帝に帝位を簒奪されたため、明代には皇帝としての在位が否定されていた。その在位中の年号「建文」から一般的に建文帝と称される。また諡号から取って、しばしば恵帝とも譲帝とも称される。