『広韻』(こういん、旧字体:廣韻)は、北宋の大中祥符元年(1008年)に(ちんほうねん)らが先行する『切韻』『唐韻』を増訂して作った韻書。正式名称は『大宋重修広韻』。 『切韻』系韻書の一つであり、清代に再発見されて以降、古音を知るための重要な書として利用されてきた。またカールグレンによる中古音の復元にも利用された。『広韻』以前の切韻系韻書は長く失われていたが、第二次大戦後に王仁昫『刊謬補欠切韻』の完本が発見された。

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  • 『広韻』(こういん、旧字体:廣韻)は、北宋の大中祥符元年(1008年)に(ちんほうねん)らが先行する『切韻』『唐韻』を増訂して作った韻書。正式名称は『大宋重修広韻』。 『切韻』系韻書の一つであり、清代に再発見されて以降、古音を知るための重要な書として利用されてきた。またカールグレンによる中古音の復元にも利用された。『広韻』以前の切韻系韻書は長く失われていたが、第二次大戦後に王仁昫『刊謬補欠切韻』の完本が発見された。 (ja)
  • 『広韻』(こういん、旧字体:廣韻)は、北宋の大中祥符元年(1008年)に(ちんほうねん)らが先行する『切韻』『唐韻』を増訂して作った韻書。正式名称は『大宋重修広韻』。 『切韻』系韻書の一つであり、清代に再発見されて以降、古音を知るための重要な書として利用されてきた。またカールグレンによる中古音の復元にも利用された。『広韻』以前の切韻系韻書は長く失われていたが、第二次大戦後に王仁昫『刊謬補欠切韻』の完本が発見された。 (ja)
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  • 広韻 (ja)
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