広村堤防(ひろむらていぼう)は、和歌山県有田郡広川町にある防浪堤防。国の史跡に指定されている。 広川町には室町時代から堤防が存在したが、現在広村堤防と呼ばれている堤防は、安政元年(1854年)に発生した安政南海地震の後に、濱口梧陵の指揮のもと築造された。後にこの堤防は昭和南海地震の津波の際などにおいて効果を発揮した。