巨大結腸症(きょだいけっちょうしょう)は、消化管の蠕動運動を司る神経叢の障害によって腸管拡張を呈する疾患の総称である。別名メガコロン(英語: megacolon)。 腸管壁のアウエルバッハ神経叢およびマイスナー神経叢が機能しないために、結腸(大腸)が萎んだ状態になり、麻痺性腸閉塞のような状態を呈する。 先天性のもの(ヒルシュスプルング病)と後天性のもの(後天性巨大結腸症)がある。