『寝むって行くあの雲よ』(ねむって いく あの くも よ、朝鮮語: チャゴ カヌン チョ クルマ、ハングル: 자고 가는 저 구름아)は、韓国の小説家朴鍾和の小説作品である。2003年制作のSBSのテレビドラマ『王の女』の原作である。 1961年から1967年まで韓国日報上で連載され、連載終了後の1968年に三省出版社から全5巻の単行本が出版された。2003年、テレビドラマ化に伴い再版されている。 宣祖治世下の1591年から仁祖が即位した1623年までを舞台に、李氏朝鮮第15代国王光海君の生涯を描いているが、正史上では暴君とされていた光海君の業績を再評価する形で描いている。