尚宮(サングン、상궁)は、朝鮮王朝の女官の称号のひとつ。内命婦(ネミョンブ、내명부。宮中で王に仕える妃、側室、女官の総称)に属し、位階は正五品(チョンオプム、정오품)で、側室以外の女官では最高位。内人(ナイン。女官自体を指す単語であると同時に尚宮より下位の女官の称)など目下の人々からは「媽媽任」(ママニム、마마님)と呼ばれた。