家島諸島(いえしましょとう)は、瀬戸内海東部の播磨灘(姫路市から沖合い約18km)にあり、東西26.7km、南北18.5kmにわたり大小40余りの島嶼で構成される兵庫県姫路市の諸島(2006年に編入合併)。 兵庫県の淡路島と香川県の小豆島と本州に囲まれ、面積は19.7平方km。有人島は4つで、約4000人が暮らす(2022年時点)。多くは諸島名に冠されている家島に住み、他の主な島としては坊勢島、男鹿島、西島、、がある。家島本島の真浦、宮が中心集落で、古くから天然の良港として瀬戸内海航路の要地、避難港であった。花崗岩の切り出しと漁業、海運業が主な産業だが、第二次世界大戦後の乱獲と水質汚染による漁獲減少で現在は観光漁業と養殖が中心。一部は瀬戸内海国立公園に属する。地元では「いえしま」ではなく「えじま」と呼ばれる。