太陽系外衛星(たいようけいがいえいせい、Extrasolar moonまたはexomoon)とは、太陽系外惑星やその他の恒星ではない太陽系外天体の周囲を公転している衛星である。単に系外衛星とも呼ばれる。 太陽系内の衛星に関するこれまでの研究からは、惑星を持つ系において衛星の存在は一般的であることが予想される。これまでに発見されている系外惑星にはガス惑星が多く、太陽系内のガス惑星は多くの衛星を持つ。そのため、系外衛星も同じく普遍的に存在するだろうと考えられている。 現在の技術では系外衛星を直接検出し確認することは困難だが、2020年の時点でケプラーなどによる観測から間接的ではあるが候補天体が複数発見されている。