大間書(おおまがき)とは、春と秋の恒例の除目における任官に際して、任官の対象となる欠員の官職の名称とその候補者を列記した名簿のこと。原紙を作成のために欠員の官職名を列記する際に予め候補者の位階氏姓名を記入する(入眼(じゅがん))を行うための空白(間)が大きく開けられていたことから、「大間書」もしくは単に「大間」と呼ばれた。