大正館(たいしょうかん、朝鮮語: 대정관、テジョンクァン)は、かつて存在した日本統治時代の朝鮮の映画館である。1912年(大正元年)11月7日、日本が統治する朝鮮の京城府櫻井町1丁目(現在の大韓民国ソウル特別市中区仁峴洞1街)に開館する。1914年(大正3年)には、同館の経営者が世界館(かつての京城高等演藝館)を買収して第二大正館と改称したため、同館は一時的に第一大正館(だいいちたいしょうかん)に改称している。1933年(昭和8年)ころには閉館した。