中央館(ちゅうおうかん、朝鮮語: 중앙관、チュンアンクァン)は、かつて存在した日本統治時代の朝鮮の映画館である。1921年(大正10年)、日本が統治する朝鮮の京城府永楽町1丁目(現在の大韓民国ソウル特別市中区苧洞1街)に開館する。1940年(昭和15年)前後に東宝文化劇場(とうほうぶんかげきじょう)、次いで東宝中央劇場(とうほうちゅうおうげきじょう)と改称している。第二次世界大戦以降は、中央劇場(ちゅうおうげきじょう、朝鮮語: 중앙극장、チュンアンクッチャン)の名称で復興した。のちにマルチプレックスシアター(シネマコンプレックス)して1998年11月28日に再開業以降は中央シネマ(ちゅうおうシネマ、朝鮮語: 중앙시네마、チュンアンシネマ)と改称したが、2010年5月31日に閉館した。