大師(だいし)は、中国・日本において、高徳な僧に朝廷からの形で贈られる尊称の一種で、多くは諡号(本人の死後に送られる尊称、おくりな)である。 大師という言葉は梵語の「シャーストリ」を漢訳したもので、他に天人師、善知識、大導師などとも訳される。経典の用法として、釈迦を「釈迦大師」と呼ぶ例や、仏法そのものを大師と呼ぶ例がある。